最先端技術を魅せるデザイン

安川電機みらい館

メカトロニクスウォール


壁面に配した128個のキューブを安川電機のモーターで高速・高精度に回転・前後移動させる空間演出装置。 映像や光の動きに協調して、波を打ったり回ったりと見る人を楽しませてくれる。 1個のキューブに前後と回転の2つのモーターが使われている為、計256個のモーターの連携制御技術の結晶だ。

ちなみに「メカトロニクス」という言葉は安川電機が産み出した造語。メカニズム(機械)とエレクトロニクス(電気)を合わせたものであり、1960年代に世界に先駆け提唱。現在では一般的に使われる言葉となった。
このメカトロニクスウォールはまさに安川電機の歴史と技術の象徴と言える。

目で追えないスピード


ロボット5台によるミニカー製造パフォーマンスでは、目にも止まらぬ速さで動きながら部品を受け渡し、組み付けていく。

みらい館壁面には見学に来た子供たちが技術に触れ、発想したロボットの絵がずらりと並ぶ。

みらい館では技術の特徴をとらえ子供にも分かる形へとデザインで変換し、すごさを体感させていた。「子供たちにリアルの面白さを伝え興味をもってほしいんです!」と館長。100年続く企業になるには、10年20年先の子供たちの将来まで見据えた取り組みが必要だ。