連載.GLOBAL EYES ON DESIGN from America
アメリカのスマートホーム事情

アメリカのスマートホームの次手
ユーザーのしたいことを助けるには、ユーザーの感情まで読み取る必要がある。
Amazon Alexaはワイヤレススピーカーだが、高性能なマイクを搭載しnestと連携し、音声でスマート家電をコントロールできる。様々な防犯カメラもnestと連携する。nestに連携する機器の様々なセンサーがシステムに参加することでユーザーの生活情報を入手できる状況になりつつある。
ヘルスケア機器としてスマートウォッチやライフロガーも
一般化してきており、直接ユーザーの身体情報もセンシングできるようになってきた。連携した様々なセンサーの情報と学習したアルゴリズムでユーザーの気持ちを理解できる日も近い未来に訪れるだろう。

人々の生活習慣や文化をよく理解し、効率やコストパフォーマンスを追求するRationality(合理性)と、今あるものを壊して新しいものに作り変えるDistruption(再構築)がアメリカのデザインの鍵となっている。