連載.GLOBAL EYES ON DESIGN from Europe
セグウェイツアーに見るパーソナルモビリティの実情

操作性の高さが周辺環境への
対応力に大きく影響する
意志通りに操作ができ、前後左右の車幅の把握がしやすいので、障害物に対してギリギリまで寄せられる。そのため人ごみへの侵入に抵抗を感じない。
視点が高く状況把握がしやすいので人と車が入り乱れた状況でも不安はない。
周りの歩行者の反応は?
実際に乗ってみないと、セグウェイが不安定なものに見え、ホイールの大きさも相まって、近くをすれ違う際に身構えてしまう。
一方で興味深そうに見ている人も多い。
いずれにせよ歩行者側はセグウェイの存在を異質なものだと感じていると言える。
周りの人への心理的な影響を考える事も重要なデザインタスクだ。
